今日から2泊3日で北九州と大分にて調査を行います。米澤と研究室の3年生3名で実施します。
現在、米澤が科研費で取り組んでいる名古屋市蓬左文庫蔵「伊藤満作家資料」の研究の一環です。
同資料に含まれる図面や見積書に出てくる寺社を訪れ、満作の建物が残っているのか、残された図面等は実施されたものとどういう関係にあるのか、を検討するための調査です。
本日は北九州市若松区にある善念寺にお伺いしました。
善念寺については図面が残されており、特徴的な平面が気になっていました。
実際に訪れてその平面が確認でき、またその建物としての形に驚きました。
建物の採寸、写真撮影を行い、図面・絵様(部材の表面に浮彫で施す文様のことです)下絵との比較ができる情報を得ました。
善念寺のみなさまがご丁寧に優しくご対応して下さったので、密度の濃い調査ができました。
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