当研究室では、建築の形や意匠、機能、使われ方とその背景にある技術、生産体系、社会や文化などとの関わりを解明する研究を行っています。そのために、建築物そのものや、図面・絵図、古文書等の史料から建築・空間を読み解き、多角的に物事を見ていきます。

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□建築・空間の原理を探る

その建築物はなぜ建てられたのか、なぜその形をしているのか、どのように作られたのか、空間や場所を作り出した人の狙いはどこにあったのか、など「空間・建築・まち・都市を作り出した根源」を探ります。この活動は現代の建築を見つめ直し、新たに考えることにつながっていきます。

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□建築・空間と文化の関係を考える

建築は社会とは切り離せない存在です。建物・空間が作られる背景には文化があり、また建った建物・空間が文化を育み、継承していく力となっています。こうした「建築と文化のありよう」を考えます。この活動は、建築の多面的な魅力・価値を見いだし伝えることを目指します。