昨日、卒業式と学科での学位記授与式がありました。
当研究室からは6名の卒業生が新たなステージへ羽ばたきます。
ご卒業のみなさん、おめでとうございます。
長丁場での取り組みである論文も完成させ、無事に卒業を迎えたことは、各人の積み重ねた成果の表れなので、自信を持ってもらえればと思います。
コロナ禍まっただ中の大学生活を送ったこの学年は、日常がすぐに大きく変わることを実感し、否応なく変化していく状況に合わせなければならない経験をしました。それを乗り越え、大きな力を得た年代だと思います。変容するスピードが大きくなっていく今後の社会において、ものを言う能力を培ったことになるので、きっとその中で生きていくのに役立つことと思います。
そして、これから先「コロナ世代」などと呼ばれてひとまとめに論じられることもあるかと思いますが、あの状況を学生で乗り切った、強い世代と私は感じています。加えて、各人の個性も大事にしている印象を持っていますので、ネガティブなレッテルは気にせず、それぞれの生活を楽しんでくれることと期待しています。
名城大学建築学科、そして当研究室は、卒業生のホームの一つです。いつでも気軽に立ち寄って欲しいです。後輩との交流もしてくれればなお嬉しいです。ぜひよろしくお願いします。
元気に、自分の思い描く未来へ向かって進んで下さい。
改めてご卒業おめでとうございます！
米澤貴紀
