昨日、今日と博物館明治村で3年生が実測演習を行いました。
初日は野帳の作成です。平面図、立面図、断面図を分担して作成しました。思った以上に時間がかかること体験できたと思います。メモを取ったり、細部を引き出して描いたり、各自工夫して描いていたのは良かったです。やはり野帳はそれぞれの性格が出ますね。
二日目、開始前に豪雨と雷雨があり、中止にしようか迷いましたが、雲予想をみて様子を見ながら行うことにしました。結果、途中で雨は上がり、上の写真のように終わり頃には日が出て蒸し暑くなりました。
そんな中で建物の実測を行いました。計った寸法は昨日作成した野帳に書き込んでいきます。協力しながら寸法を採っている様子は初めての実測ながら、なかなかのチームワークで頼もしかったです。道具の使い方にもだいぶ慣れたのではないでしょうか。
実測をして寸法を書き込んでみると改めて野帳作成時にこうしておけば良かった、と気付くところがあったと思います。ぜひ本番ではこの経験を活かして下さい。
このあとは野帳をCADで描き起こす作業があります。さて、どんな図面ができるでしょうか。楽しみです。(米)